皆さんこんばんは

これまでペットの健康管理について何度かブログ内でもご紹介してきましたが

特に身近な寄生虫、「マダニ」の恐ろしさはご承知の通りです

マダニが媒介となり「バベシア症」にかかったワンちゃんを

たくさん見てまいりました。
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しかし昨年秋以降、マダニはワンちゃんだけの問題ではなくなっています。

ニュース等でも頻繁に報道されていますが

マダニを介して人間も「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」という感染症にかかり

既に多くの方が亡くなっている現状を聞いた方も多いと思います。


四国・中国・九州・関西の多くの地域で感染されており

詳しい感染経路等、まだまだ不明な点が多く

病気を防ぐ方法も確立されているとは言えませんが

マダニに噛まれるリスクを減らすことが何より大切であることは間違いありません。


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『ペットの健康を守ることは、我々ヒトの健康を守ることにも繋がる』

共に健康で長生き出来る社会を作っていきたいものです。


   ブレーメン愛犬クリエイティブ専門学校

       動物看護担当 豊實
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2013.09.15 Sun l 病気について l top
皆さんこんばんは

お盆は過ぎましたがまだまだ暑い日が続きますね

この高温多湿な環境はヒトも動物もいろんな病気を招く原因となっています

一番気をつけるべきは熱中症ですが

特に最近目立つのはマラセチアが原因によるワンちゃんの外耳炎です

外耳炎になる要因はいくつかありますが

マラセチアは真菌(カビ)の一種で元々生き物の皮膚にも存在する常在菌ですが

免疫や抵抗力が落ちたり、菌が繁殖しやすい状況下にいると

一気に増え炎症の原因となります。

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ワンちゃんでいうとプードルやシーズー、コッカーなど

被毛が多く垂れ耳で通気性の悪い環境は絶好の繁殖場となるわけです。

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さらに日本の高温多湿な気候がそれを後押しします。

ブレーメンにやってくるモデル犬も外耳炎のワンちゃんがとにかく多い・・・


治療期間は長期にわたって根気よく投薬や食生活の改善などを続ける必要もあり

ワンちゃんにとっても飼い主にとっても負担は少なくありません。

早く治療を始めればそれだけ良くなる割合も高くなりますので

自宅のワンちゃんに異変を感じたら ※よく耳をかく、頭を振る、耳から異臭がする等

早めに獣医さんの診断を受けて下さいね。


   ブレーメン愛犬クリエイティブ専門学校

          動物看護担当 豊實
2013.08.20 Tue l 病気について l top
皆さんこんばんは

今日は動物看護の授業について少しご紹介します。

毎日たくさんのモデル犬・猫がやってくるブレーメンですが

トリミング・ドッグトレーニング、そして動物看護と

各分野の実習授業に協力してもらっています。


この日の動物看護実習授業では、モデル犬のワンちゃん、そして教員のワンちゃんから

数頭の尿を採取し、尿路結石の疑いがないかの検査を行ってみました。

検査はもちろん我々教員の指導の下、勉強の為に学生が行います。

今回は自然排尿したサンプルを遠心機にかけ

上清を捨てた後に残った液体を撹拌

出来上がったものをプレパラートにして顕微鏡で覗きます。

最初は一つの作業もおぼつきませんでしたが

慣れるにつれて学生達の手際も良くなってきました。
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順調に検査は進み、しばらくは異常の見られるワンちゃんもいなかったのですが・・・

「先生、見えます~」の声が

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こちらは結石の元となるストルバイト結晶(リン酸アンモニウム・マグネシウム)です

出たワンちゃんはブログでも度々ご紹介しています

大栗先生家のちーち(T・プードル)

本来ストルバイトは細菌感染が原因で発現するケースが多いのですが

「ちーち」は生まれつき肝臓が小さい為、肝機能障害が原因かも知れません。

またかかりつけの獣医さんに相談してみるとのことでした。


今回のように学校の実習検査で異常が見つかるケースもありますので

大切な動物達の健康管理に役立ってもらえたらと思います。


     ブレーメン愛犬クリエイティブ専門学校            

       動物看護担当 豊實


 ※検査は学校の授業の一環として学生が行っているため
  結果は不正確な場合もあります。
  正確な診断は動物病院等での検査と獣医師の判断が必要となります。

2013.06.22 Sat l 病気について l top
連日非常に暑い日が続きますね

今日は夏場のお散歩での注意点をお話したいと思います。

ワンちゃんのお散歩コースは大抵の場合、路面はアスファルトだと思いますが

日中は鉄板のごとく熱くなっています
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ヒトのように靴をはいていないワンちゃんがそのまま歩くと

大切な肉球を火傷し

赤くただれ、まともに歩くのも困難になってしまいます

アスファルトの表面温度はヒトが思っている以上に高いんですね


試しに人間も裸足になって身をかがめ

犬の目線で歩いてみるとよく分かると思います
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※↑写真は春先の比較的涼しい時期に撮影したものです

この時期のお散歩は朝早くか日が暮れてからが絶対条件です

どうしてもワンちゃんを連れて外出しなければならない場合は

キャリーケースに入れたり、自家用車を利用するなど

アスファルトやコンクリートの路面を直接歩くことのないよう

注意してあげて下さいね


                           動物看護担当 豊實
2012.08.02 Thu l 病気について l top
もうすぐ夏本番

暑い時期には脱水症状など健康面で注意すべきことがたくさんありますが

それ以外に注意すべきなのが虫の予防

犬の場合、蚊が媒介するフィラリア(イヌ犬糸状虫)が有名ですが

もう一つ気をつけなければならないのがこちら・・・

マダニです
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こちらは全長2mm程度

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こちらは全長1.5cm程度

基本的に同じ種類のマダニですが

ほとんど血を吸っていない状態と、ある程度血を吸った状態で

これほど大きさが違ってきます


マダニが吸血する際、運が悪いと恐ろしい病原体(原虫)をイヌの体内に残していきます

『バベシア症』と呼ばれるこの病気は

生きていくのに不可欠な血液成分(赤血球)を壊していく恐ろしい病気です

放置しておけば当然死んでしまいます


バベシアは地域によって発生数にバラツキがあるのですが

徳島県は発生率が非常に高いのです


マダニは道端のちょっとした草むらでも獲物が来ないか待ち構えています
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フロントライン等の駆除・予防薬でしっかりケアしてあげることが大切です

大切なペットと楽しく暮らしていくために

病気の恐ろしさや予防の知識を身につけてあげてください
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                                      動物看護担当 豊實
2012.06.23 Sat l 病気について l top